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#2617 すべては回転から生まれゆく【MainRotor】 [  L 副社長の業務日誌]

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すべては回転から生まれゆく【MainRotor】

2012年4月26日(木曜日)
 本当に良く回るようになった。長男R氏の口のことである。ここのところ語彙も豊富になりつつあり、間違った使い方も含めて聞いていてとても楽しい。ただし、聞いていて楽しい、もっと言うと不快でないと感じるのは基本的に言葉の遣い方が丁寧である事が前提となるはずである。3.4歳児、特にそれが自分の子であるというフィルタがかかるとその辺が寛大になる傾向があることは自覚しなくてはならない。

 小学校に通うようになってから丁寧な言葉遣い、敬語を教えようというのは難しいと思う。言葉は習慣だからだ。昨日までは良かったが、今日からは言葉遣いを改めなさいといわれても難しいだろう。逆は簡単である。ベースを丁寧な言葉にしておけば、時と場合、相手によって崩した話し方をしても良いということは自然に覚えるようになるだろう。

 言葉遣いというのは大事だと思う。丁寧な言葉を選んで使っていれば自然と行いも丁寧になるし、他人に対しても優しくなる、自分が使う言葉に自分が影響されるのだ。逆に言えば、努力次第で自分の性格というのは変える事が出来るということだ。ただ、綺麗な言葉を話したり書いたりしても、なかなか綺麗な人間になることは出来ない。逆は簡単みたいだ。やはり高いところから低いところという概念があるのだろう。低いところから高いところへ登るにはそれなりの労力が必要だ。

 佐々木家では通常、丁寧な言葉を遣うことを心がけているつもりである。大人も子供に対して敬語を使うこともある。親が使わない言葉を子供が覚えるはずがないからだ。学校の国語教育(道徳か)では言葉使いは覚えないだろう。子供だからといって「〇〇しろ」なんて命令口調も良くない。「〇〇して下さい」で良い。子供が出来る前から基本、夫婦間でも丁寧な言葉だったけど、長男R氏がいるようになって丁寧さがより定着した感じがする。

 ただ、M美氏が長男R氏を叱るときに言葉が乱れる傾向がある。怒るのだから当然だという意見もある。でも普段使わない言葉遣いで音量も大きめで長男R氏を叱るのを見ると、何故だか佐々木が萎縮するのである。あれは出来ればやめていただきたい。叱るときだからこそ大人は理性を忘れてはいけない。しづかに目を見据えて丁寧な言葉で伝えれば良いと思う。真剣に話しているということが伝われば良い。言葉が伝わらない年齢では行動で示す必要はあるかもしれない、でも3.4歳児になって相手の言葉がちゃんと伝わる環境になったときには出来るだけそういった行動は慎みたい。
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コメント(1) 
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コメント 1

まめ

わかっちゃいるけど、なかなかそれが難しいんですよね。
叱ることと怒ることの違い・・・
by まめ (2012-04-27 12:25) 

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