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#2457 花弁は赤く【Rafflesia】 [  L 副社長の業務日誌]

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花弁は赤く【Rafflesia】

2011年11月18日(金曜日)
 先週末は温泉に行っていて図書館に行く時間がなかったので、M美氏の時間が空いているときに図書館で本を選んできてもらいました。東川篤哉著の「殺意は必ず三度ある」と原 宏一著の「東京箱庭鉄道」の二冊。殺意は・・・の方は佐々木が指定してあったら借りてきてと指定したもので、もう一冊はM美とのセンスにお任せした一冊です。全く小説(活字本)を読まないM美氏にお願いした割には、これが見事なほど佐々木のストレートど真ん中。

 ストーリィは広告代理店をやめて祖父から相続したアパートの管理人をしている主人公のもとに「東京に400億円で鉄道を引いてほしい」と謎の依頼主の老人から突然の依頼がきて、東京に鉄道をプランニングしていくというものです。最後の最後に当然急展開があるのですが、そこまでスッと読み進めさせてくれれます。この読むにあたっての澱みのなさが、佐々木が考える良い本の条件の一つです。物語はミステリでも何でもありませんが、小さい謎があちこちに散らばっていて、伏線が見え隠れし、最後の展開で収束するという綺麗さ。久しぶりに満足です。これからは2冊借りるうちの1冊をM美氏に選ばせるというのもありですね。
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 最後に、温泉旅行に行った際喫茶店で飲んだ「利き地酒セット」の話を。4種類あって、鹿野酒造の2品がとても上品でしたので、1本近くの酒店で購入して持って帰ってきてあるのです。一人で呑むのもアレなのでまだ開けてません。買ったのは上の写真の一番左「やましろ」(携帯電話のカメラでボケボケですが)。週末あたり開封しようと思います。一緒に呑みたい方はおつまみを持参で是非(笑)。 _8113779.JPG

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