＃２８９８ 時が経てば分かる【God only knows】

時が経てば分かる【God only knows】

２０１３年５月１３日(月曜日)
　ハイキングは予報通りに雨で室内遊戯に変更になりました。木工工作や紙飛行機飛ばしなど各教室にコーナを設けてあります。木工コーナで廃材から丸椅子を作って、紙飛行機飛ばしに移動しました。紙飛行機はスカイキングという室内滞空時間の世界記録をもつ飛行機を作ってみましたが、飛距離を競う催し物だったのでベスト３に入れず(残念)。一番遠く飛んだのはオーソドックスなタイプの紙飛行機で、園児の作でした。１３m程の記録だったようです。

　明けて日曜日。気温も前日比１０度ほど上げて晴天です。佐々木の実家に母の日の貢物を持って出かけました。車で２０分ほどの手ごろな場所にあります。貢物は梅酒をセレクト、お米と物々交換です。毎年この時期になると地元の特産であるタケノコを貰うことがあるのですが、今年は不作だったようです(貰いましたけど)。

　実家の裏には山があって(正確に描写すると山の中に集落がある)、こびとづかんに夢中な長男R氏と一緒にこびとを探しに山に入りました。百円均一という素敵なお店で探索グッズを買い込んでの力の入れようです。グッズは捕獲するための虫取り網、拡大倍率３倍の双眼鏡、穴倉を捜索するためのLEDライト、小さな足跡を見つけるための虫眼鏡、そして長男R氏の苦手な「あらしくろばね」という悪いこびとを撃退するための手鏡、です。

　予想以上に日差しがきつくて汗をかきましたが、山の中は木陰を縫って吹く風が心地良く、一面のグリーンがとても目に優しい。ちなみに竹やぶには「たけのこびと」というこびとが生息しているはずです。この日はその痕跡(抜け殻・トイレの跡)を発見したものの、実物は発見できず。帰ってから撮った写真に写りこんでいないか検証することにしました。下の左側の写真に「くさまだらおおこびと」と「べにきのこびと」が写りこんでいたようで、長男R氏はなにかしらの手ごたえを覚えて興奮しています。

　車で２分ほどの距離にある牧場にも足を運んでみましたが、休日だったので牛は牛小屋に入っていて近づくことはできません。特有のにおいと、カラスの多さに気後れして３分ほどで牛見学は終了。牛には「しぼりおちち」というこびとが共生していると物の本には書いてありましたがこの短時間ではやはり発見することはかないませんでした。
　
　店(佐々木の実家は喫茶店です)に帰ってからは長男R氏はずっとゲーム(DSマリオ)。佐々木はヨモ氏を見ながらコーヒを飲みます。野良上がりでとても臆病な猫様ですが、ようやく少し佐々木にも馴れてくれたようです(近くによっても逃げない程度)。