＃３００４ 朝食にあるまじき甘さ【Honeybreakfast】

朝食にあるまじき甘さ【Honeybreakfast】

２０１３年５月１９日(日曜日)
　天候が不安視される中、絶妙な雲行きでミニサッカーが催されました。予報では午前中が曇り、午後から雨。見事に的中して、サッカーが終わってすぐに雨が降り出しました。日が射す天気でのサッカーは子供にとっては大変なのでちょうど良かったかもしれません。写真を撮る方としても曇りは良いコンディションです。ボール拾いのため、コートのライン際で観戦していたので55-250mmの望遠レンズ(35mm換算110-500mm)でちょうど良い感じでした。

　チームができて１ヶ月あまりという急増チームでしたが、なかなかどうしてそれなりにサッカーに見えました。ゴール前でもつれ合ってボールを押し込むというのがすこしラグビーっぽくもありましたけど。５歳児にしてはドリブルなどをこなす上手な子もいて、すでにセンスの差が見え隠れします。一生懸命にする子とあまり積極的でないこの差も見られましたが、このあたりは性格なのでいたし方ありません。佐々木もこういったチーム競技には積極的でない子供でしたし・・・。

　チームは園から３チーム作ったようです。長男R氏には特に仲良しな子が２人いるのですが、仲良しすぎてそれぞれ別のチームに組まれてしまいました(英断です)。一緒にいるとおしゃべりしだして気が逸れてしまうのでしょう。集合して並んでいるときもこの３人組みだけ芝生をむしってずっとじゃれ合っていて、先生に注意され続けています。

　組み合わせで３チームの試合が被らないように配慮されていたので、全試合見ることができました。この３人の性格の違いが試合に出ていて興味深かったです。一番サッカーが得意なK氏は積極的にボールに絡んで、試合中は休むことはありません。ドリブルでゴール前に持ち込むことも多く２得点を挙げる活躍でした。

　マイペースが持ち味のT氏は、混戦が苦手のようでボールがフリーになると積極的に追いかけます。試合が後半に差し掛かると大胆に休憩を取り始めるあたりがとてもマイペースで素敵です。自由にコートに出入りするトリッキィな技を見せます。

　長男R氏はわりとスタンダードにサッカーしているな、と安心した矢先に自陣のゴール前で守りに付いて休憩し出します。「点を取らないと勝てないよ」と話しかけたところ、「点を入れられたら負けてしまう」との返事が返ってきました。勝つことよりも負けないことに重きを置いているようです。人生の哲学にならないことを祈ります。その他、ギャラリィの(知らない)人に話しかけるなど場の空気を読まない感じがとても心配。