#2040 おとなのおとこ...ごっこNo,98 [☆おとなのおとこ...ごっこ]
ときどき彼女はあたしのところにやってきて言う。
「ダルシー、あなたは二十年も、それ以上も生きるわよね。約束してくれる?生きるわよね?」
彼女の声はあまりにあたたかく、あたしはのみこまれそうになる。
でもあたしは何も約束できない。
つねにいま、この瞬間だけが、あたしから彼女への贈り物なのだ。
byあたしの一生~猫のダルシーの物語
最近、ブログで知り合った方の猫が虹の橋を渡った。
モニタの前でそのことを知ったとき、
暫く思考が止まった。
人は死ぬ、そして猫も死ぬ。
それはどうしても変えられない。
ただ、同じ時間を偶然にも共有して生きていることに
その重りなった瞬間に幸せを感じるだけだ。
でも、佐々木が死ぬまで福助氏には生きて欲しい。
そう願うのはとても自然なことだと思う。
虹の橋を渡った猫は、またもとの飼い主のところへ旅をして戻ってくる。
ひょっとしたら、ちょっと毛皮を着替えてくるかもしれない
甘え上手になって戻ってくるかもしれない・・・。
でも、もとの飼い主のところまで必ず戻ってくるでしょう。
20記事毎にお送りしてます「おとなのおとこ...ごっこ」企画です。
モノクロームで漂うおとなの雰囲気の福助氏に
佐々木のお気に入りのフレーズを添えて。さあ召し上がれ。
この企画はそらまめ様・Rae様の同名企画をリスペクトして始まっております。
両氏の「おとなの...」も是非、ご賞味あれ。
●そらまめ様 「そらの虹色おさんぽ写真」
●Rae様 「MonMon だ モン!!!」
モノクロームの王子、黒猫マル氏はこちらから。
●ヤヨ様 「モノクロームキャッツ」
※当ブログは「猫屋福助氏の日常」
記事は昼に猫ネタ、夜に日記の1日2回更新スタイルです。