#2915 ボーイズ・ラヴ【Boys,Love】 [ L 副社長の業務日誌]
ボーイズ・ラヴ【Boys,Love】
2013年2月18日(月曜日)
雪がちらちらと舞う日曜日。のんびりとノラ猫ジョーンズを聞きながらコーヒを飲んでいたら、M美氏から「保育園でお釜飯を食べるイベントがある」と徴兵されてしまいました。「オカマ飯とは、これはまた歪んだイベントだね」とブツブツ言いながら参加。あまり考えずに割りと薄着で行ったら、雪の降る園庭でずっと農協だかなんだかの来賓挨拶を3人分聞かされました。日本人ってどうしてこう挨拶ごとがすきなのでしょうね。すっとイベントに入ればよいものを、わざわざ一言言わなくては始まらないというのはそろそろ止めたほうが良いと思います。
子供たちが薪割りをしてお米を炊(かし)いだところでやっと室内に移動です。「大人の方は講演がありますので」と言われて1時間ほど「米至上主義者による食生活への干渉」をテーマに演説を聴かされました(笑)。曰く、「朝からパンなどというアメリカの農業を利する食材を口にするのは嘆かわしい、いや馬鹿だ(佐々木はトーストとコーヒで育ったぞ!)」。「日本人は太古の昔から米を主食にしてきた健康意識に優れた民族だ(白米を主食にできるようになったのは割と中世も終わりに差し掛かった頃だと思う)」。「このグラフを見なさい、畜産物の消費量に比べて米の消費は減っている(畜産物と比べるのなら米ではなく穀物全般では?)」。「60年前の食生活は質素で健康的だった(60年前と変わらない食生活も如何なものかと思います)」。
まあなんといいましょうか、聴いていてイラッとする内容と口調。よく探してきたね、この講師。もうちょっと食育とかTPPとかの話なら聴けたのに。農業が成長分野になれず、輸出(生産品だけでなく技術も含む)できない理由がよく分かりました。そして肝心のお釜で炊いたご飯は、炊き上がるところをすっ飛ばして茶碗に盛られた状態で出てきました・・・。佐々木はお釜に入った炊き立ての艶々お米さんを撮りたかった(怒)。